タイトルそのままですが、アコ三昧の三連休を過ごしました。満喫しすぎて、気持ちをなかなか日常生活に切り替えられないくらいです。
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9/15(土)
関東アコ直前のレッスンで、先生から最後のチェックと主に本番前日や舞台の上でのメンタル的なアドバイスをいただきました。
先生からは「自信をもって弾けば大丈夫」と何回もいわれましたが、帰り道、レッスンの録音を客観的に聞いて、本番前日とは思えない音にやっぱり練習不足だよなあと不安になり、前々から行ってみたいと思っていたものの果たせていなかったカラオケボックス練習を決意。
シダックス。ここは、かなり快適でした。
「楽器は禁止」というカラオケボックス(K館とか)もある中、シダックスはとても話のわかる会社で、楽器練習OKなだけでなく、「レンタルルーム(=カラオケを使用しない」を使えば、通常のルーム利用料金の20%オフにしてくれる楽器練習ウェルカムな店なのです。すばらしい。他のカラオケボックスさんも是非見習って欲しいです。
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9/16(日)
そして9/16は関東アコでした。
えんじ色の袖幕がついた小中学校の体育館の舞台のコンパクト版みたいな舞台があり、じゅうたん敷きのフラットな床の上にパイプ椅子が並べられた会場。
順番がきて(っていうか、トップバッターだったわけですが)舞台に出てみると、今までの発表会や小発表とはまったく違う客席との高低差。
猫背で視線をおとしがちにすると、前面にずらりと並んだ10名の審査員が思いっきり視線に入ってきますが、背筋をのばしてまっすぐ顔を上げて弾けば審査員どころか客席全体があまり気になりません。
演奏中、目のやり場に困って集中を切らしがちな私は、これは助かったとばかりにホールの壁についている時計のあたりを見ながら弾きました。
(聴いてくれる人の顔をみて弾けるようになりたいものです)
で、肝心の演奏はどうかというと、客観的にみて「妥当な出来」だったと思います。可もなく不可もなくというか。
家で練習しているときはほぼ成功していたベースソロの箇所をほとんど失敗し、練習時にもちょくちょく失敗していた箇所をやはり失敗し、最後の最後のしめもでたらめな和音に着地……と書くと、ぼろぼろでさぞ本人は凹んでいるのだろうという感じですが、本人の気分は割と爽快だったりします。
それはたぶん、前日に書き込んだ目標の一つ、「間違っても弾き直して音楽をとめない」だけは達成できたからでしょう。
終わってから、「トップバッターで緊張したでしょ?」と何人かの方から言われましたが、手がふるえたりとか心臓がバクバクしたりは一切なく、あまり緊張しなかった気がします。
でも、練習で成功している箇所がダメだったりするのは緊張しているということなのかもしれません。
演奏中の無駄な思考の記憶がないので、自分にしてはあまり集中を切らさずに弾けたのではないかと思い、その点も満足です。
でも・・・
ダイエットをしていて、順調に体重が減っていたのに、あるときを境に何をやっても減らなくなってしまうときがありますね。
この曲は、半年以上練習してきました。
はじめは指がもつれそうなフレーズ、移動の大きな箇所が少しずつできるようになるのが楽しくて、一生懸命、一生懸命、練習が進んだけれど、音符通り一通り流せるようになって暗譜で弾けるようになって、さあ、ここから、というところで、「何をやっても体重が減らない」みたいな感じになってしまいました。
そしてそれは今もずっと続いています。
しかも、この曲だけに限ったことではありません。
さあ、ここからが音楽だ、という境界を乗り越えて、あちら側にいきたいです。いけるのでしょうか。
自分の出番が終わって、心おだやかに他の出演者の方々の演奏を、ゲストの演奏を聴きつつ、自分の課題を再認識したのでした。
長くなったので柏アコパについてはまた明日。
posted by marie at 20:41|
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