今回のゲストはSarasa。
ライブ開始直前にかるふーるにすべりこんだので、あいていたのは一番前の席だった。
少し手をのばせばアコーディオンにふれてしまいそうなくらいSarasaの福島さんに近い。大迫力!
指使いも蛇腹使いもバッチリ拝見することができる!
しかし、真正面なので、トークをするときなどは思いっきり目があってなかなか恥ずかしい…。
岩城さんはニコニコしていてとても楽しそうだがMCが苦手とのことで、MCの大半は福島さんが軽妙なちょっぴりcoba風トークを繰り広げる。
「僕たちの演奏は、カニカマのようなものです!」
なんでそんなに自虐的!?
私はSarasaの演奏を聴くのは初めてだったのだが、噂どおりの素敵なデュオだった。
プロのミュージシャンの舞台を見ると必ず感じるのが「楽しんで」演奏しているということなのだが、Sarasaのお二人には特にそれを強く感じた。
お二人は「夫婦デュオ?」(二人は夫婦デュオではないのです!既婚者同士のデュオというのが驚きです)と思ってしまうくらいのやさしいアイコンタクトをしてガリアーノをピアソラをcobaを「楽しんで」いる。
例えばアコーディオンと別の楽器のデュオだと、一方がメインで一方がバッキングで…とパート割りのようなものが決まりがちだが、アコーディオンデュオSarasaの場合は、メロディ、バッキングともに交互にナチュラルに入れ替わっていてお互いの見せ場がうまくからみあっている感じが心地良い。
MCではニコニコほのぼのとした雰囲気だけれど、演奏はドラマチックな曲が多くてそのギャップもとてもいい感じ。至近距離だったのでアディオス・ノニーノは大迫力でドキドキした。ジャジーな(?)パリ空もすごくカッコよかった。
福島さんはcobaさんが本当にお好きのようで、cobaさんの曲はひときわ生き生きとしていた。
やはり好きなミュージシャンへのオマージュはまぶしい。
岩城さんはニコニコ笑っていてとてもやさしい音色を紡いだかと思うと、華奢な身体に見合わないようなダイナミックな音を奏でる。彼女の「マルゴーのワルツ」はやはり凄かった。ベローズラバーズで檜山さんが「壊れんばかりに弾きたい」と言っていたけれど、まさに彼女の演奏は「壊れんばかり」のわきあがるドラマを感じた。
彼女の「マルゴーのワルツ」は、実は2002年のJAA国際アコーディオンコンクールで拝見したことがあるのだが、あの時よりもさらに深みが増して情熱的だった。コンクールのホールの座席からでは遠かったけれど、今回はこんなに近い距離で聴くことができてとても心がしびれた。
岩城さんの「毎日、アコーディオンで2時間遊ぶ」「目的を決めずに」という言葉がとても印象的だった。
「毎日2時間」という部分も、「アコーディオンで遊ぶ」という部分も、私は見習わないと…。
さてさて、次回、3月のゲスト演奏は、オランさん!
(えりさん、ありがとうございます!)
私は常日頃、「オランさんが好き」「オランさんを聴いてアコーディオンを始めた」などと言っている割に、最近の彼女のライブに全然いけていない。もう今から3月が楽しみで仕方ない。
marieのアコーディオン奮闘記
16 Janvier 2006
2月のかるふーる(1) 〜Sarasa〜
Posté parmarie
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