2006年08月07日

V-Accordion セミナー

8/6、渋谷のイケベ楽器鍵盤堂で開催された、長坂さんのV-Accordionセミナーに行ってみた。

こういった催しというのはふつう楽器購入を検討している人対象だろうから、私みたいな(CIAO愛用)人間が行くのはひやかし以外のなにものでもない・・・と少し躊躇したものの、長坂さんのデモンストレーションを見てみたいという気持ちと、V-アコの軽量廉価版FR-3sへの好奇心、そして「無料」の二文字に後押しされて出かけた次第。

開始5分前に到着。
鍵盤楽器がところせましと並ぶ店の一角にいすがいくつか並べてあり、座っているのはまだ2人。
近くに寄ってみたら、その2人はparmerhuseさんとナヴィガトーレさんだった。まあ、偶然! アコ界って狭~い。
(最終的に集まった参加者は10名足らずといったところだった。)

はじめて見る長坂さんの印象はとても爽やか!
やわらかい口調で、笑顔をはさみつつ、アコーディオンを知らない人にもわかるように丁寧でわかりやすい解説をしてくれた。

長坂さんの演奏をもっとたくさん聴けるかなあと期待して行ったけれど、演奏というよりは、ここを押すとこんな音が出ます、こんな機能もあります、といった楽器デモ実演が主で、1時間くらいで終わってしまったので、演奏はあまり聴けず残念。でも、これはインストアライブではなく「セミナー」なのだからしょうがない。

●V-Accordionのラインナップ

ピアノタイプボタンタイプそれぞれ4種類ずつ。
大まかに特徴を挙げると以下のような感じ。

--ピアノタイプ---------------------
(1)FR-7(41鍵120ベース、スピーカー+アンプ内臓、11.7kg)
(2)FR-5(41鍵120ベース、9.5kg)
(3)FR-3s(37鍵120ベース、スピーカー+アンプ内臓、8.3kg)
(4)FR-3(37鍵120ベース、7.5kg)

---ボタンタイプ--------------------------------
(1)FR-7b(92ボタン120ベース、スピーカー+アンプ内臓、11.7kg)
(2)FR-5b(92ボタン120ベース、9.5kg)
(3)FR-3sb(92ボタン120ベース、スピーカー+アンプ内臓、8.3kg)
(4)FR-3b(92ボタン120ベース、7.5kg)

------------------------------
それぞれ(1)がフルスペックでマニアックな機能が多くて楽しめるが、一番重く、一番値も張る。


では、比較レビューを少し書いてみたいと思う。
(独断と偏見に満ちた素人の感想です、ご容赦ください)


●もし私がV-アコ(ピアノタイプ)の中で買うとしたら?

*FR-7は多機能だけれど、やっぱり60万という値段が・・・。(それだけあったら生アコの良いのを買いたい)

*FR-5やFR-3はスピーカー+アンプがないぶん、少し軽くて値段もお得だけれど、部屋練習に使う際でも、アコにつながっているコードは1本でも少ないほうがいいので、内臓していたほうがいいと思う。

*FR-3sは値段面(36万)でも、重さという面でも、かなり魅力的だと思う。
FR-7や5のようにたくさんの音源は入っていないけれど、MIDI端子があるので、どうしてもプリセット以外の音を使いたい場合はMIDIケーブルでつないで外部音源を鳴らすことでじゅうぶん代用できると思う。
今回のデモンストレーションで、キーボードにつないでその音源とV-アコの音源を同時発音しての演奏があって、とても面白かった。(もちろんCIAOにもMIDI端子があるので同じようにあそぶことができる。)


●FR-3sとCIAOをくらべると?

*FR-3sは普通の中型アコーディオンと同じくらいの重さだけれど、CIAOは普通のアコよりも軽いので、いくら弾いていても疲れない。

*FR-3sはプリセット(アコーディオンの音色10種、他楽器の音色10種類)を変えられないけれど、CIAOは399の音源の中から自分で好きな24セットを登録することができる。ただ、FR-3sにはリバーブ8段階調整機能や、ディレイ8段階調整機能、チャンバー風の音色スイッチ、ミュゼットデチューン16段階調整機能、タッチ音モデリング調整機能などがあるのでプリセットの20種以上に微妙に変化させることができる。

*CIAOはプリアンプ+スピーカー/アンプとつながなくては鳴らないけれど、FR-3sはコードレスで演奏することができる。充電式乾電池(単3x10)で約2時間の演奏が可能とのこと。つまり、電子楽器だけれど、普通のアコと同じように、全く電気のない場所に持っていって演奏できる。

*CIAOはどの音色を選択中か表示が一切無いのだが、FR-3sは数字が表示されていて(FR-7/5の表示窓はもっとわかりやすい)便利。

*V-アコは、フリーベースに切り替えることができる。

*V-アコは鍵盤もベースボタンも浅めに作られている感じがした。浅めに作られているほうが、弾きやすいかもしれない。
が、私の超個人的な感想としては、自分がメインで使っているBUGARIのベースボタンの深さとCIAOが似ているのでしっくりきている。

というわけで、それぞれにそれぞれの良さがある。
一長一短。あとは実際にさわってみて個人の好みだと思う。

CIAOもV-アコも、蛇腹でコントロールする「管楽器」の音がリアルでとても楽しい。まるで本当にサックスとかフルートとか吹いているような気持ちになってハマる。音源はそれぞれ違うのだけれど共通していておもしろい。


●アコーディオンにくらべて電子アコーディオンのメリットとは?
*ヘッドフォンをつけて夜中でも練習ができる!
*調律しなくていい
*色々な音が出る。チャンバー、ミュゼットチューン、他の楽器の音も
*MIDI端子があるので、シンセサイザーにつないで色々な音の組み合わせを楽しんだり、PCにつないで楽譜ソフトの楽譜入力に利用したりできる。
*(大きなステージでの演奏等の場合)外付けマイクをつけなくてもよい。ケーブル1本つなぐだけの簡単セッティングで自由に演奏できる。

●音
*電子アコーディオンの音は、「マイクを通したアコーディオンの音」に限りなく肉迫している。

*アコーディオンの命がベローイングであるのと同じように、電子アコーディオンの命もまたベローイング。電子アコーディオンのべローも強弱、緩急をつけることができる。ただし、通常のアコーディオンのベローイングとは少々違うコツが必要。アコーディオンの上手な人が電子アコーディオンでもすぐにうまく弾けるとは限らない。またその逆も。


★V-Accordionの詳細については…
Rolandのサイトをご覧ください。
http://www.roland.co.jp/VA/

★CIAO(SEM)の詳細については…
akkordeon.jpをご覧ください。
http://www.akkordeon.jp/Menghini/SEM.htm



posted by marie at 02:01| Accordion | 更新情報をチェックする
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