2007年03月23日

クレジットカードにご用心

パリはクレジットカード王国。
お店の人は、12.25ユーロの買い物に20ユーロ札のみを出されるのはかなーりイヤな顔をしますが(※1)、りんご1個の買い物でクレジットカードを出されるのは全く嫌がらないようです。

autobus.jpg

ものは試しというわけで、オペラ座脇のバス停で空港行きのロワシーバスチケットをクレジットカードで購入しようとしました。ところが、チケット販売機に私のカードを入れた途端、画面に何やらフランス語が表示され、カードは吐き出されてしまいました。きっとこのカードは使えないということなのでしょう、しょうがない。
チケットは、そのあと到着したバスの運転手さんから直接、現金で買いました。
これが2月5日の出来事でした。

それで、です。
日本に帰国して一ヶ月後、何気なくクレジットカード会社のWEBサービスで明細を閲覧してみたら、なんと、こんな明細が含まれているじゃありませんか!

2007/02/05
BUS ADUP 0133158(75 RAT
現地通貨額:17.00
2690円

これは、エラーになったはずのバスチケットがカードの明細に含まれている!

はい。仕事中でしたが、休憩室に移動し、速攻でカード会社のインフォメーションに問い合わせです。

事情を伝えると、カード会社のおねえさんは、「その販売機がエラーになったことを示す証拠はありますか?」

そんなものあるわけないでしょ!
無人のチケットマシーンですよ。
しかもチケット発券はおろか、差し込んだらすぐリバースしてきたんだから、まさかそれで「購入扱い」になっているなんて思いもしませんよ!

とまあ、こんな喧嘩腰ではありませんが、状況をしつこく説明し、エラーになったものに一円も支払うつもりはないからよく調査したうえで誤った履歴を削除して欲しい旨をねちねちと交渉。
日頃は温厚キャラの私ですが、こういう「企業のミス」しかも金銭がからんでくるものにはなおさら、手きびしいのです。

ねちねち作戦のかいあってか、運転手から直接バスチケットを買った際のレシートを「証拠」としてカード会社に送ることで、無事「誤明細」は修正されました。

もしこれがクレジットカードのWEB明細(明細が確定する前の段階の情報が確認できる)の段階ではなく、支払い額が確定し口座から引き落とされた後だったら、もっと面倒なやりとりになっていたことでしょう。

<みなさんもご注意ください>
・パリの自動販売機(メトロもバスもジュースも)は、お札が使えない。コインのみ。
・オペラ座脇のロワシーバスチケット販売機(※写真)では、カードを差し込んで戻ってきても、実はカード決済されている場合がある
・クレジットカードは利用した覚えがなくても、こまめに明細を確認したほうがよい
・カード会社の人が冷たくても諦めてはいけない。30分くらい電話で粘るべし。

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(※1)その人は愛想の良い美人なおねえさんでしたが、私が「小銭ないんです」ジェスチャーをした途端、思いっきり眉をしかめて怖い顔になり肩をすくめて両手を広げ、「チッ」と舌打ちしました。そんなにレジには小銭がないんでしょうか?
posted by marie at 23:40| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

音楽センター中部土曜教室 アコーディオン発表会

flyer3.jpg

きたる3月25日(日)午後、音楽センター中部土曜教室のアコーディオン発表会があります。

アコーディオン教室業界(?)は、お世辞にも若者が多いとは言えませんが、この教室は違う! 20代の若者も多く、活気に満ちています。ミュゼットの演奏も多いですよ~。

ただ、残念なことは、ちょうどこの25日午後、Akkordeon.jp主催「第2回 柏アコパ」とぶつかってしまったことです。
3月25日は体が2つ欲しい・・・

昨年、一昨年に引き続き、わたくし司会をつとめさせていただきます。
ご都合のよろしい方は聴きにいらしてください。
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日時:2007年3月25日(日)13時開場(13時15分開演)
場所:東京農業大学・学友会館グリーンアカデミーホール

★入場無料★

■主な演奏曲
スケーターズワルツ
詩人の魂
Indifference
Migrinouche
真実のミュゼットワルツ
ジェラシー
茶色の小瓶
ジュ・トゥ・ヴ
ヴォルプタ
組曲惑星より『木星』
モーツァルト「Andantino」
他多数


■お問い合わせ
03-3208-8377(音楽センター)
03-3823-6398(藤森)

チラシはこちら
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posted by marie at 18:48| Accordion | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

美しいものを美しいと思う心

いつだったか、公園で一生懸命アコーディオンを練習していて一休憩した時、隣のベンチに座った初老の男性に声をかけられました。

「(あなたの後ろに咲いている)花がきれいですね」

そう言われて振り向くと、花壇に真っ赤な花が見事に咲きほこっていました。男性はカメラを趣味にされている方らしく、美しい花だけでなく様々な風景にカメラを向けていました。

私は非常に恥じました。
いくら「気兼ねなく練習できる貴重な場所と時間」であっても、美しいものに背を向けて全く気づかずに一心不乱に練習してしまうのは恥ずかしいことです。

アコーディオンはもちろん最優先の大切なものですが、それだけになってしまってはいけない。

早川義夫さんの歌は心にしみます。

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歌を歌うのが
歌だとは限らない

感動する心が
音楽なんだ
(早川義夫『音楽』より)
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早川さんといえば「サルビアの花」のヒットなど、伝説のロックバンドJACKSで有名な方ですが、今の早川さんの音楽はそれ以上に素晴らしいと思います。
早川さんを教えてくれたのは、高校時代からの大事な友人(20代の頃に愛した音楽は全て彼から教わった)で、何回かライブに一緒に行きました。
南青山MANDALAのライブで、ふと横を見ると、いつもクールでポーカーフェースな友人の頬を涙が流れていました。衝撃的でした。早川さんが「父さんへの手紙」を歌い終わったあたりでした。
私も「父さんへの手紙」は大好きな曲だし素晴らしい演奏でじんとしていたけれど、私は泣けなかったのです。とても心に響いていたけれど、いま声をあげずに目をうるませているこの尊敬すべき友人ほどには、私には感動する心が育っていないのだと思ったのでした。感動する心が足りないのだとかなしく思ったのでした。早川さんの話を一緒にできるのは、今はもう連絡がとれないこの友人だけなので、私は今ひとりで聴くのみですが、また彼と一緒に早川さんの歌をききたいものです。

posted by marie at 19:56| その他 | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

街灯

夕暮れ


顔が

posted by marie at 11:18| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

パリでベルばら

お気付きとは思いますが私はベルばらファンなので、王妃終焉の地巡礼(?)は欠かせません。

コンシェルジェリ

コンシェルジェリ。処刑前の数カ月、マリーアントワネットが収監された場所。
当時の牢獄の様子がろう人形で再現されていて、牢獄博物館みたいな感じ。

conco1.JPG

コンコルド広場にそびえるオベリスク。

conc02.JPG
ルイ16世とマリーアントワネットはここで処刑されたと刻んであります。

フランスでは日本の漫画やアニメが人気を博しているようですが、「ベルばら」は不評だとか。
マリーアントワネットはいまだに嫌われているそうです。

しめっぽくなってきたので、サントシャペル(コンシェルジェリのすぐ隣にある)のきれいなステンドグラスへ。


サント・シャペルのバラ窓


場内は私語厳禁。看板も出ていますが、どうしてもおしゃべりしてしまうもの。見学者のざわめきが大きくなってくると、見張りの人に「シーーーーーッ」とたしなめられます。


ステンドグラス


巨大なステンドグラスに圧倒されます。
posted by marie at 10:43| Accordion | 更新情報をチェックする

アコグッズを求めて蚤の市

パリというといかにもアコーディオングッズに出会いそうなイメージがありますが、アコーディオン人形とか、アコーディオン柄のグッズとか、アコーディオンとか、そういったものには専門店に行く以外、出会えません。私の行く所が悪いのでしょうか。

きっと、蚤の市なら、古~いアコやグッズに出会えるに違いない!そう思って行ってみました、クリニャンクールの蚤の市。

お店

こんな感じのお店がたくさん並んでいます。
朝早く行ったほうが掘り出し物があるときいて朝早く行ったら寒かったので、マフラーを頭からかぶった変な東洋人。

人形たち

こんな感じのものがたくさん売られています。うす汚れてても傷がついてても手が一本とれててもおなかに鉛筆でじかに値段が書かれてても、「アンティーク」なので意外と値段は安くなかったりします・・。

cr_acco.jpg

唯一見つけたアコーディオンです。
アコーディオン人形もグッズも遭遇しませんでした。
アンティ-ク家具をメインで扱っている店の椅子の上にディスプレイされていたので、たぶん、売り物というより店のインテリアのひとつでしょう。

アコーディオン専門店「パリアコーディオン」に行くと、アコ人形のコレクション(非売品)がたくさん並んでいますが、ああいうのはどこで売っているんでしょうか??
posted by marie at 10:06| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

チップは伊達ではない

サーカスに行きました。
オペラ座の当日券はとれませんでした(トライすればとれたのかもしれません)が、Cirque d'hiver (冬のサーカス)のマチネの当日券が難なくとれました。一番安い席、10ユーロ(約1600円)。

サーカスなんて久しぶりと心躍らせて座席への階段をのぼっていくと、赤い制服を着たおばさんがいて、チケットの座席番号を見て席まで案内してくれました。Merci!

ところが、「Merci!」と言って座っても、おばさんはずっと前に立っています。フランス語で何か言っています。私達が「わかりません~」という顔をしたら、おばさんはゆっくりハッキリくっきりと言いました。
「Tip!」

うわぁ。きた!これが噂のチップっていうやつですか!
場内案内係もタダでは案内してくれないのですね!

焦ってお財布を開きましたが、よりによって、あわせて1ユーロにも満たない小銭とあとは10ユーロ札しか入っていない!

焦る私の前で、「そんな小銭では納得しないわよ」とキビシイ顔して仁王立ちで見下ろすおばさん(そう見えた)。
無言ですが、もらうまでテコでも動かないという意思が伝わってきます。

しかたなく手持ちで一番少額の10ユーロ(約1600円)札を一枚手渡すと、おばさんは「Merci♪」と嬉しそうにすぐさま去っていきました。10ユーロは1600円。

チップというのは、料金の10~15%程度が目安ということなので、2人で3ユーロ程度で良かったのではないでしょうか?

やられたーーー!?
20ユーロのチケットで10ユーロのチップってとりすぎじゃないの!?しつこいようですが10ユーロは1600円です。
楽しいはずのサーカスで理不尽な体験。
しかし、いつまでもそう思っていても仕方がないので、勉強代と思うことにしました。

場内

場内はこんな感じ。全体的に赤が使われていて雰囲気があります。客席は、中央底部にある舞台をぐるりと取り囲むすり鉢状で、10ユーロの席は舞台から一番遠い、すり鉢のふちのあたりです。私達の席は、照明のオペレーション席のすぐ横でした。照明とおぼしき男性がしょっちゅう後ろを走っていきます。

場内が暗くなり始めたそのとき、件のおばさんが足早に寄ってきました。
「前のほうに空いている席があるから、今すぐ私についてきなさい」(というジェスチャー)

まさかの急展開です。おばさんの案内してくれたその席は、一つ上のランク、22ユーロ席エリア。その中でも一番上等と思われる舞台正面の一番前。これは非常に見やすい!

10ユーロ席には他にもたくさんお客がいたけれど、上のランクの空席へと案内されていたのは私達だけのようです。
推論ですが、きっと、私達がたくさんチップをあげたから、おばさんもサービスで案内してくれたのでしょう。

チップって伊達じゃないのね!
面白い体験でした。

理不尽な思いが解消され、始まったサーカスは非常に魅力的なエンターテインメントでした。

cirq02.JPG

最初から最後まで、BGMはバンドによる生演奏。残念ながらこのバンドにアコーディオンはいません。曲は、誰もが知ってる曲(映画音楽とか)をポップスアレンジで。

トラ

サーカスのお約束、動物芸。
どのトラもぽっちゃりとしていて、飼われているネコみたい。
このほかにも、アシカ、馬、ポニーも。

cirq01.JPG

サーカスの花形はやはり空中ブランコ!

ダンサー

合間合間に現れるダンサーのオネエさん達。
この衣装って宝塚のベルばら(の戦闘ダンスシーン)っぽい。

意外と道化師のコント(それもドリフみたいなノリのコントです)が多く、フランスの子供たちにはむしろ空中ブランコやジャグリングよりも、そちらのほうがお気に入りのようでした。道化が何をやっても何を言っても100発100中、大うけ。キャーキャーピーピー笑ってるのが印象的。
これにくらべると日本の観客っておとなしいんですね。さすがパリ、子供たちもエンターテイメントの楽しみ方を知っているという感じがしました。
posted by marie at 19:17| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

オペラ座

バレエ好きなので、是非オペラ・ガルニエでバレエ公演を観たいと思っていましたが、6ユーロの最安値券(オペラ座窓口でしか扱っていない)を貧乏根性で狙っていたせいで結局チケットをとれず、見ることはかないませんでした。残念。

で、劇場見学だけしてきました。ちなみに劇場見学は8ユーロ。

opera02.JPG

日本人観光客がたくさんきていた。
同じ日本人から、「Excuse me. Could you take my picture?」と、英語で話しかけられる。
日本じゃないアジア人ぽかったのかも?


opera04.JPG

場内見学中。次くるときはきちんとチケットをとって観客として観にこようと心に誓う。

opera05.JPG

シャガールの天井画。
どうしても巨大シャンデリアが落ちてくるような気がしてならない私。それは「オペラ座の怪人」か。

opera03.JPG

床以外どこみてもキンキラキンです。場違いな感じですね。
posted by marie at 18:43| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

テレカルトとカルネ

telephone.JPG2月2日16時20分、パリに到着。
去年に続いて今年も、2月のパリにやってきたわけです。

なぜ2月なのかというと、冬が好きなわけでもソルドで買い漁るのが目的なわけでもなく、それはひとえに「旅行代が安いから」です。やはり旅行は過ごしやすい季節のほうがいいに決まっています。
なぜパリなのかというと、パリが好きという以上に去年見逃したものが多すぎてあまりに悔しかったからです。

今回こそは去年行けなかった場所、特にアコーディオンのお店や楽譜屋をまわりたい、そして今回はフランス語(数カ月前からまじめに勉強しだした)で少しくらい会話をしてみたい!
そんな熱い思いを秘め、パリに到着したわけです。

片道12時間半かけて飛んでいっても、滞在しているのは実質3日半程度。ホテルに着いてぼうっとするなんてもったいない。チェックインしたらすぐに夕暮れの街へ。

前回と違い、今回の私にはパリで会う約束があります。
ひとりめはパリ留学中のアコーディオン仲間Kさん。
ふたりめはパリ在住の高校の先輩Mさん。
ふたりから「パリについたら電話してね!」と言われています。

さあ、まずは電話です!

公衆電話は簡単にみつかります。が、telecart(テレホンカード)専用なのでまずはそれを買わないといけません。telecart専用のくせにその近くにカード自販機は置いてないって不親切。(空港の公衆電話の横にはあった)

パリノルール」(情報満載で便利なガイドブック)を開くと、こんな記載が。

telecart.jpg

そうか、地下鉄の駅の窓口でも扱っているのか!

というわけで、最寄りの地下鉄駅で買うことにしました。

「Bonsoir! Je voudrais une telecart.」
(こんばんは。テレホンカードが欲しいのですが)

窓口のおばさんに提示された料金を支払い、「はいはい」という感じの無表情で渡されたのは、10枚の切符。

それはCarnet(カルネ=メトロの回数券)!

カルネはどっちにしろ買う予定だったものなので、とりあえず受け取って退散しましたが、telecartって言ったのにcarnetが出て来たことですっかり意気消沈。

フランス語で会話したいという当初の意気込みは一気に消え失せました。

だめだ・・・私の発音じゃだめなんだ・・・。

もう一度窓口の人にかけあったところ、判明したのは”地下鉄の窓口ではtelecartは売ってない”という事実でした。

えーーーパリノルールのこの記事は何!?(赤面)

その後、気を取り直してTABACを探し、無事telecartを購入しましたが、一度くじかれた出鼻はそう簡単にもどるわけもなく。

みなさん、パリでtelecartをお買い求めの際は、地下鉄の窓口で聞いちゃだめですよ、もれなくカルネ渡されるかも。


※でも「パリノルール」はとても面白くて便利なガイド本です。
posted by marie at 01:39| パリ旅行 | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

ごめんなさい

しばらく更新がとまっていました。この期間、のぞいてくださった方、すみませんでした。

たとえていうなら、大縄跳びでぽんぽん続けて縄の中にはいっていけば飛べるけれど、一度とまって回る縄を見てしまったりするとなかなかタイミングがとれなくなって入りにくい・・・みたいな感じでしょうか。(なんてわかりにくい比喩なんだ!)
あとは最近日常的なインプット(読書量)が少ないのでアウトプット衝動が低下しているのも原因かもしれません。ここ数カ月とみに語彙の減少を感じる私です。なんとか読書生活を復活させないと。

さてさてさて。
2月1日~6日、Parisに行って来ました。
というわけで、アコーディオン奮闘記ですがしばらくParis旅行記になります。
あんまり頑張りすぎず、ぼちぼち更新する予定ですので時間をおいてのぞいてみてくださーい。
posted by marie at 00:41| パリ旅行 | 更新情報をチェックする
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